妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡3


僕には先生がいる。居場所がある。僕はひとりじゃない。僕はよくやっている。先生が認めてくれる。誉めてくれる。自信を持っていいんだ。僕は病気持ちのエリートなんだ。


無理をするために気持ちが上がり過ぎている。久しぶりに一番乗り。テンションは低めで安定させるのがちょうどいい。上がり過ぎると後で急降下する。実際危険な状態なんだ。だから明日は休むことに決めた。自分の身は自分で守るしかない。


明日休まなくても平気な気がしてきた。やっぱり僕は無理をするんだね。負けたくない気持ち。僕は病気持ちのエリート。自信を持っていいんだ。先生さえいれば生きていける。


レキソタンを1錠。デパスを二回に分けて計4錠。先生からもらった御守り。これで安心感。自信を持っていける。僕には先生がいる。居場所がある。僕はひとりじゃない。


どうせ死ぬんだ。恐れるものなど何もない。僕は誰にも負けない。負けたくない。


病気にも負けたくない。健康な人達にも負けたくない。僕は負けず嫌いなんだ。結局明日は休まなかった。明日は1/1。これだけがんばっているんだ。いつかきっと報われるはず。


精神的に疲れた…明日はどうしようかまだ決まらない。早退しようか休もうか、それとも一日定時まで仕事をしようか。本当は休みたい。本当に疲れたから。


ここまで来たらもう休めないな。早退が現実的だろうか。明日仕事という感じがまったくしない。今日で疲れ切ってしまった。明日は適当に流して早退してしまうのがベストかな。とりあえずいつも通りの時間に起きてみる。そのときの気分次第。もうすでに決まったようなものだけど。僕はそういう人間だ。気持ちは落ちていない。無理をしてがんばって、来週先生に誉めてもらうか。疲れて眠い。おやすみなさい。