妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。


さーて、そろそろ立ち上がりますか。少しずつ気力を取り戻していく。無理をするための休息。僕はまだ死んでない。まだ死なないよ。案外しぶといんだ。プライドも無駄に高いし。崖っぷちから、また復活してみせる。


街に出る。何も用はないけど。いつものカフェもお休みだし。どこも行くとこないけど。とにかく家に引きこもると余計に鬱になるので、無理をしてでも外に出るのです。


銀行→郵便局→タリーズ。ラテとパンケーキ。チーズハニー。久々にホットケーキ食べたな。juice=juiceの影響。さすがにチョコとか生クリームのは食べる気にならなかった。味は値段が高い割にたいしたことない。タリーズは僕には合わないようです。今日は仕方ない。行くとこがないから仕方ない。


タリーズ自体久しぶりだった。電車の時間を見計らって、いつものカフェを出るから、駅前のタリーズで待ち時間をつぶす必要がないのです。カフェモカも気になっていたけど、甘い飲み物は避けているので、気付いたらラテを注文していた感じ。ラテも味が薄くてコーヒーの味がしない。それは前から知っていた。やけに熱くて舌をヤケドしたかも。当分の間は再びタリーズを訪れることはないだろう。街での滞在時間は一時間にも満たない。さっさと家に帰ります。それでも一日中引きこもるよりはまし。ましならいいんです。『何々よりまし』妥協すれば納得できる。これも処世術のひとつ。


自分のペースで少しずつ立て直す。周りの雑音に耳を貸す余裕も必要もない。僕は必死にがんばっているのだから、邪魔をしないでくれ。体勢を整えるには時間が必要なんだ。今は先生に頼ることができない。ひとりでどうにかするしかない。昨日は完全におかしくなってしまった。無理を重ねるのも限界に来ている。しかしこの状態でも無理をしなければならない。現実は厳しい。『できるところまで』最期まで諦めずに最善を尽くすのみ。


今夜も早めに寝るか。明日もちゃんと生きたい。復活のための休息。徐々に気持ちを上げていく。おやすみなさい。