妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。


腹をくくるより首をくくりたい。


また地獄に戻ってきてしまった。今週は先生に会える。よい報告をして安心させたい。悪い報告もしなければならないから、それ以上によい報告をする必要があるのです。久しぶりにアパートでパンを食べた。いつものカフェの食パン。来週は気分次第。さて、掃除を始めようか。何かをしていないと、頭の中が嫌なことでいっぱいになる。家事をすることは面倒だけど、よいこともあるのです。


今夜の夕食はのり巻きとみそ汁とお茶。普通ののり巻きの他に海鮮のり巻きというのを買ってみた。値段が高いだけでおいしいと思えなかった。普通ののり巻きも飽きてしまった。まったく満たされないつまらない食事。明日からも続く。食欲をなくしている。みんな病気のせい。僕から楽しみを次々と奪っていく。
明日は1/5。長い長い道程。明日も終わればたいしたことないって思えるかな。僕は何故こんなにも苦しまなければならないのだろうか。


僕は病気持ちのエリート。今こそ僕の真価が問われているんだ。病気持ちのプライドを思い起こせ。僕ならできる。負けず嫌いの気持ち。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。僕はまだ死んでない。


早めに始めたつもりだったのに、途中で怠けて結局いつもの時間になってしまった。腹をくくるとは言え、一日を重ねるという考え方に変わりはない。おやすみなさい。さっきからずっと仕事のことばかり頭に浮かんで離れない。せめて夢のなかでは苦しみから解放されたい。


形跡2。何度も何度も目が覚めた。