妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡5。40分二度寝。気持ちは落ちている。どうせ死ぬからどうでもいいと、前向きに諦めてしまえば楽になれる。


疲れていて気乗りしないけれど、少し無理をして街に出かける。いつものカフェに向かう。もう雨が降り出していて、傘をささなければならなかった。邪魔くさいけど仕方ない。眠い…ひとりランチをしたら早めに帰ろうと思う。


雨は止んで、空気が蒸している。いつものカフェでひとりランチをした。家族連れが多くて居心地はあまりよくなかった。食事が来るのを待つあいだ、雨で濡れたスエードのチャッカブーツを小さな扇風機で乾かした。以前も同じことがあった記憶が残っている。
ひとりランチは昨日に続いて生ハムサンドとアイスラテ。ケーキはベイクドチーズケーキにした。疲れているので早めにお店を出て、銀行に寄って預金を下ろしてから駅まで歩いた。あと2回。好きなお店がなくなる。休みの日の過ごし方が少し変わる。よいほうに変われるようにと願っている。


人は皆独りと言う。気付かないふりをしている。誤魔化している。僕はもう誤魔化しきれない気がしています。強い孤独感に苛まれる。


孤独を取るか、自由を取るか。これもバランスの問題なのか。