妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡3。今日は先生に会える。睡眠不足だけど楽しもう。この日のためにがんばったんだから。


外は寒い…日差しがあるからまだいい。風が冷たい。空気がひんやりしているのです。おろしたてのアウター。眠い。夢も見ずにぐっすり眠ったつもり。だけど疲れは拭い去れない。今日を楽しむ。今を生きる。もうすぐ先生に会える。


サービスエリアのドトールでカフェラテとバウムクーヘン。新商品のやわらかいバウムクーヘンが定番になった。バスの中でほとんどずっと寝ていた。気持ちは落ち着いている。悪くない。きっと楽しんで癒される。


自業自得だな、うん。


ラテのみにすればよかった。せいぜいパンとラテとか。お客が誰もいなかったからいけると思ってしまった。先生ごめんなさい。本当、僕が悪い。先生はお腹を鳴らしていたというのに、僕はお腹いっぱいになって…というかお腹痛い。待ち時間にランチは無理、不可能。急いで食べて、走って戻るのはもう嫌だ。今回で懲りたよ。何のために平日がんばっているのか思い出せ。先生とお話するために生きているようなものだろ?それを犠牲にするような真似をして、僕は何て馬鹿なんだろう。何よりも最優先の、何よりも大切な時間。最初に先生に軽く怒られたのも納得できる。先生だから許せる。今の関係はそう簡単に崩れるものではない。だけど勘違いして調子に乗って先生に頼りすぎると痛い目に会うだろう。そこの線引きは気を付けないといけない。失敗は次に生かして価値がある。疲れた。それでも先生とお話して癒された。


スパゲッティのカフェでひとりランチをした。ナポリタン(前菜とパン付き)とラテ。忙しかった。おまけでドリップももらった。エスプレッソの量だけど。時間に追われるのは嫌い。せっかくの休みの日くらい、時間に縛られずにいたい。
先生は最初ちょっと厳しいことを言ったけれど、結局患者さんの話とか先生のほうからしてくれて、結果として長い時間お話ができた。僕は気を使って時間を気にしていたけど、お話しているうちに先生は最初の言葉を忘れてしまったように思えた。でも素直に反省します。優しいのは先生のほうだ。しばらく先生と会えなくなる。次に会うときに、また先生によい報告ができるように、僕はがんばり続ける。すべては自分の脳内で起きている。これからも前を向いて生きてゆけるはずだ。


先生とお薬は違う。通院の間隔が長くなったからと言って、必ずしも症状がよくなったということではない。


眠くて駄目だ。平日よりも早く眠る。その分早く起きたい。早寝早起き。おやすみなさい。手のひび割れがひどくてつらい。無数の傷が痛む。病気だから仕方ない。どうせ死ぬからどうでもいい。『考えない才能』先生は思いの外反応してくれた。今日の先生は優しかった。先生の夢を見たいな。