妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

痒い…冷水で顔を洗った。おでことこめかみと眉の周辺。皮がむけている。痒くなったらおしまい。痒みは気力を奪う。今日は一日動きっぱなしで疲れている。こんなにがんばったのに全然報われない。夕食も気を使ったのに。食事制限の効果が出るのはせいぜい早くて2、3ヵ月か。それまで持ちそうにない。効果がない可能性すらある。どうしたらよいのか分からない。痒くない毎日。それがどんなに幸せなことか。生きるのが相当楽になる。余裕が生まれる。痒みのピークは存在する。それを過ぎたら寝ようと思う。食事制限とか無意味な気がしている。小食だけ意識する。


ベッドの上で顔と頭と首を掻いてしまった。半分寝ていたように思う。どうせ掻くならごみ箱の上のほうがよかった。頭から水が出ている。もう仮眠レベルしか寝る時間がない。本当は6時間は眠れたはずなのに。水曜日の夜と似ている。痒みの残るうちに寝ていたら生き地獄になっていただろう。痒くなったらおしまいなんだ。やってられないな…明日また早起きして仕事に行くのか。こんなの続くはずがない。泣きたいけど涙が出ない。痒みが痛みに変わった。心もとても痛い。鬱も悪化する。明日は適当にやり過ごすしかない。天気が悪くても金曜は休みにしようか。限界はとうに越えている。