妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

脳内貯金が8万できた。これできれいな服が買える。いつ死んでもいいように身だしなみを整えておく。
何かを考えることが無意味に思えてきたのです。考えてやっと思い付いたことも、まるでくだらないとしか思えなくなってきた。だからもう考えることはやめようと思うんです。それでも考えてしまうのなら、それはそれでいいんだと思います。自然にまかせておけばいい。
引き金を弾いたのは僕なんです。あのときの僕は間違っていた。患者として天狗になっていました。僕が悪かった。ごめんなさい。それを謝りたいと思ったのはつい最近のこと。本当に自分が悪いと思わなければ謝るなんてことはしません。
もう疲れすぎて嫌になってしまいました。このまま『普通の診察』を重ねていくうちに、自然に『よいかたち』になっていくんじゃないかなと楽観的に考えています。そういう意味では時間が解決するといえるかも知れません。僕らの関係が再びよいかたちになれば、ふたりの今の苦しみはきっと和らぐでしょう。何かを意図的にすることは、状況をますますややこしいものにする危険性がある。そうなったらもう二度と元に戻すことはできなくなる。そうならないように、できるだけ自然にまかせるのがいいと思うんです。
お互いの気持ちが落ち着くまでの時間が必要です。実際僕はだいぶ気持ちが落ち着いて、今の状況を客観的に見れるようになってきた気がしています。僕はもう心配していない。きっとまたよい関係が築けるはずだと、きっと元通りになるはずだと信じています。僕は何だか吹っ切れた感じがして、気持ちが楽になったような気がするんです。