妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

暑い…嫌な暑さだ。朝から母親からなじられてとても憂鬱な気分だ。いい歳して仕事もせずに家にいる。病気は仕事を休む理由になっても母親の苛立ちを抑える理由にはならないのだ。こんな気持ちで街に出かけても楽しめるはずもなく。湿気を帯びたような暑さと深く沈んだ憂鬱のせいで体がひどくだるい。ひさしぶりに体の重さを感じる。死ニタイ。死ニタイ。春が来る。サクラチル。


僕は社会不適合者。社会に適合できないのなら社会に適合できない人達だけの社会を作ればいいぢゃないか。『ええぢゃないか。ええぢゃないか。』今社会と言われているものが本当の社会なんだと確実に言い切ることなんてできるのだろうか。今の社会を暴力で壊そうとするテロリズム。血を流さずに社会を変える革命。少なくとも選挙で政治は変わらない。今の政治は茶番だ。この国は終わっている。デモすら起こらない。国に従っているのか。天皇万歳。戦争は終わっても国民性は変わらない。アメリカという国がなくなったら日本はどうなるのだろう。何をしたらよいかわからなくてパニックになってしまうだろうか。ひとりでは何もできない国だから。僕らはどうしたら楽しく生きてゆけるんだろうな。


あーテンション上がらねえ。カフェでパンとカフェラテ2ショット。そのあとThe Doorsを聴きながら僕の妄想手帳を眺めていたのだが。千奈美iPod-Image X5。左耳の穴がまだ病み上がりなのでいつもより軽く挿した。小説は読む気になれなかった。食後にレキソタンセディールを飲んでも何も変わらない。頭が重い。心が死んでいる。


ひさしぶりにドトールに来た。ハニーカフェオレ。甘いものが欲しかった。胃の中は温まっても心は冷めきったまま。早く先生に会いたいな。でもその前に明日は仕事がある。鬱すぎる…


店員さんともろくに言葉を交わせなかった。こんなに鬱なのはひさびさだな。普通ぢゃないことが隠しきれない。今度街に出たら路地裏とか探険してみようかな。猫を見つけたい。デジカメを買ったら空と猫と鳥を撮りたい。好みの被写体に出会える目処がある程度つかないとデジカメを買う踏ん切りがつかない。せっかく買っても埃かぶってるだけじゃもったいないからね。千奈美に人間は撮りたくない。


世の中毎日がエイプリルフールだな。みんな嘘ばかりついて生きている。


CDと服買うのやめてまた脳内貯金が増えた。これでやっぱり欲しいと思い直した服が買える。安定した収入を何としてでも手に入れてやる。安心して自分へのごほうびをあげられるように。療養に専念して次の道に向かって前向きに進んでいくために。おれは絶対にあきらめない。これまでやってきたことが報われるように。どんな世界であっても正しいものは正しいと間違っているものは間違っていると認めさせてやりたい。おれは本気だ。


家では痒くて本が読めない。寝るしかない。おやすみあやちょ。