妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

こんなことなら始めから従えばよかったなんて思ってはならない。結局同じ結果だけど最善を尽くした結果同じような結果になっただけだ。まったく同じというわけではない。とにかく前に進まなければ何も始まらない。僕らは正しい。堂々としていればよい。


疲れた…デパスを飲んで暗黒地獄に電話した。どこも誰もクソ野郎しかいやしない。退職届を突き付けることが何故正当化されるのか。誰も助けてくれない。すべてみんな敵だ!!先生の言う通り少しでも期待したおれがバカだった。期待して裏切られるとダメージがでかい。あまりに言葉が通じないから途中で何度もキレそうになった。どこまで腐ってるんだよ。おれはもう一切組織というものには関わりたくない。


先生から無力なお守りをもらおうか。僕が立ち会えない理由。毎週通院して復帰のために前向きに治療を続けていること。回復傾向にあること。復帰可能性は十分にあること。理不尽な退職強要を受けて鬱が最大に悪化して仕事に行くことができなくなったこと。僕の言うことは信じてもらえないけど先生の言うことは無視できないよね。僕らは正しい。何も悪いことしてないんだ。


おでこが痒くてでこでこでこりーん。痒いと物欲がふつふつと湧いてくる。こんな苦痛に耐えているんだから少しくらいごほうびあげなきゃやってやられない。一度あきらめたはずのCDやら服やらがまた無性に欲しくなるのだ。それでも今はお金がない。収入が安定するまでは簡単にごほうびをあげることなんてできやしない。またもや脳内貯金を繰り返した。今あるものを楽しみ尽くす。結局物では満たされないのだから。外に出るのだ。とにかく外に出る。きれいな服を着て街に出かけよう。