妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

いつものカフェでいつものひとりランチ。エクレアがあったので追加。というか店員さんが取って置いてくれていた。甘いものは休日だけ。週末だけの贅沢。昨晩は首から痒くなって襟足、後頭部を掻いて起きてしまった。「くそ…」と呟いた直後に「くそ!!」と叫んだ。頭が痛くてデパスを飲みに階下に降りようかと思ったけど、実家だから家族に迷惑がかかるからそのまま寝直した。実際は発狂した時点で家族の目を覚ましていた。アパートではさすがに発狂できない。自制がきくうちは軽いということなのか。店内の空気は汚されている。うるさい子供の声。団体客の下らない話し声。それでも店員さんたちと言葉を交わして癒される。昨日は平和だったとしみじみ思う。今日は髪を切りに行く。新しい自分に生まれ変わったような気持ちになれたらいい。


無事に髪を切ってきた。かなり短くして気持ちがすっきりした。またいつものカフェに来ている。すげー混んでる。花見客だな。ゴールデンウィークが思いやられる。カウンター席でひとりお茶。落ち着かない。店内がザワザワしている。タリーズで電車待ちしようとしたら、こちらも混んでいて座れそうになかった。それでいつものカフェに来たのです。長居はしない。まだ休みは終わらない。家に帰ってまったり過ごす。


僕も絵でも描こうかな。面白いものがないなら自分で作ればいい。楽しいことがないなら自分で作ればいい。すべては自分の脳内で起きている。まだ休みは終わらない。明日だってまだ休みなんだ。好きなことを楽しもう。そのために生きているのだから。僕にもそろそろ運が向いてきてもよい頃なんだ。今までずっと苦しんできて今も苦しんでいる。そろそろ報われてよい頃なんだ。修行に耐えるには目的が要る。理由もなしに苦痛に耐えることはできない。すべてのことには何かしらの意味があって当然なのだと、そんなことを思いながら家路に着く。外は暖かい。眠くなる。今僕は生きている。まだ僕は死んでない。


ガーネット解散とか知らなかったよ。まあフェードアウトでないだけましだな。小松未歩さんとかモンテビとか悲しい結末はやめてもらいたいから。これでGIZAともお別れだ。さようなら。ガーネットは元来裏方集団だった訳だし、これからも音楽活動には関わっていくのだろう。少なくともインディーズ盤から2ndアルバムまでは、これからも変わらず聴き続けるだろう。結局一度もライヴに行かなかったな。一番最初の赤坂ブリッツのライヴに行けたら、もっとガーネットに夢中になれたかも知れない。夏の幻からファンになりました。お疲れ様でした。メンバーはやりたいことができたのだろうか。解散しても作品は永遠に残る。それは才能のある人達の特権だと思う。素直にうらやましい。僕らは何も残すことなく死んでいくのだから。