妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早く起きれなかった朝。何もやる気がしない。珍しく寝ているあいだにほどんど掻かなかったのに、起きてからずっと首が痒くて不快だ。明日は街に出かけようかな。ひとりはつまらないけど、つまらなくてもいいから外に出たほうがいいような気がする。家で何もせずにいると居たたまれない気持ちになってくるのだ。家は居心地が悪い。それなら無理をしてでも、外で過ごしたほうがましなのではないだろうか。ひとりはつまらないけど無理をしてでも楽しむ。ひとりなりに楽しむ。つまらないなりに楽しむ。そういうことも大切かも知れない。つまらないことも楽しいことも自分の脳内にあることなのだから、自分でコントロールして楽しいほうにシフトすればいい。無理矢理でも勘違いでも楽しければそれでいいんだ。


やっぱり僕は潔癖症で、変なことに異常なこだわりを持っているのだと感じる。そういうところで無駄に疲れてしまう。大事なところで余力が残っていないからうまくいかない。もっと楽に生きられたらいいのに。でもこれが僕だから仕方ない気もする。生きづらいタイプの人間なのですね。


時には諦めも肝心。好きなものはたくさんあるんだ。だからひとつのものだけにこだわり過ぎるのはつまらない。他のものもバランスよく楽しむほうが、より心が満たされるはず。


おでこと首が痒くて寝る気がしない。すべてが嫌になってくる。次の通院日まであと一週間ずっと引きこもりだな。外に出る目的も必要もない。外になんて出ても疲れるだけ。家に居てもつまらないけど、外に出たらつまらないプラス疲れる。二重のダメージ。いずれにせよ病気持ちは生きていてもつまらないよ。小さな幸せ探しの旅に出る気力もない。健康なら何でもできそうな気がする。何とかなりそうな気がする。毎日病気に振り回されて、いい加減そろそろ限界だよ。死なない病気は残酷だ。