妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

イライラする。おそらく自分に対して。家族に八つ当りして最低だな。


気を使うのと相手の気持ちを考えるのとは違う。気を使うのは疲れるけど相手の気持ちを考えるのは疲れない。気を使うときは意識するけど相手の気持ちを考えるときは無意識。気を使うのは不自然だけど相手の気持ちを考えるのは自然。先生とはこれからもずっと自然な関係でいたい。今までもそうやってうまくいっていたから。自然体で嘘をつかない正直な関係でいようね。


つまらない。何もかも。無気力な無関心。もうどんなものだっていらない。すべては無駄で無価値。何もする気になれない。無意味なことで無理するのはもう嫌だ。


明日の無意味な仕事はどうしようかな。先生にほめられたいからという理由はあんまり面白くないみたい。理由がなくなってしまった。たまには体調の悪さをアピールしたほうがよいかも知れない。無理して元気なふりをしていたら、診断書とのギャップを感じさせることになる可能性がある。せっかく無理して演技して嘘をついても逆効果になってしまったらバカみたいだ。難しいな。こんなくだらないことで悩みたくないのだが。明日の朝早く起きれたら仕事する。それでいい。


先生だって毎晩誰かと飲みに行くわけじゃないし家に帰ればひとりなんだよね。家でひとりでお酒を飲む日のほうが多いのかも知れない。みんな孤独なのか…僕だけじゃないのか。離れていても心でつながっている。毎日会っていても心は離れている。外からは計り知れない。ふたりの間でしかわからないこと。


おでこからこめかみにかけて痒い。ひさしぶりの苦痛。これが明日の仕事に対するやる気をなくしているのです。痒みは気力を奪う。ただでさえ意味のない仕事をしようというなら、かなりの精神的な余裕が必要になる。無気力ならば何もできない。無理はするけれど無駄な無理はしない。無意味な無理はしない。無理をするからにはそれなりの理由があるはずなんだ。理由がなければ無理しないのは当然、むしろ無理しないほうがよい。