妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

もう家族と話しても通じない。何も話したくない。考え方の根本が違うから話にならない。余計に不快な気持ちにさせられるだけ。僕の体のことは僕が一番よく知っている。もうほっといてくれ。僕はアトピーのことなんて考えたくない。先生と新しい道のことだけ考えて生きていく。他のことはどうでもいい。今はアトピーが悪化している。悪化しているけれど、やらなければならないこと、やるべきことはちゃんとやっているし、これからもやっていく。今に始まったことじゃない。このくらいの症状は過去に幾度も乗り越えてきた。だから今もこれからも乗り越えてゆける。調子の悪いときはじっと耐えるしかない。何もできないわけじゃない。できることだけやっていればいい。少し無理をして。精神的にはアトピーに勝っているんだから。僕は弱くて強い。もう自信はなくさない。僕はひとりじゃない。


前向きな開き直り。わからないことは考えても仕方がない。無駄な時間。無意味なことをしている余裕はない。僕は苦しんでいるひとの役に立ちたい。そうやって生きていきたい。僕が僕のままでいられる僕の居場所。もう少しで手が届くところまで来ている。本当にもうあとほんの少しのところで届かない。手をのばせば届くところ。でも手をのばすことができないでいる。僕次第。まだ可能性は十分に残されているはず。僕という人間を動かせるのは僕しかいない。僕は僕という人間のことをまだあきらめていない。決して見捨てたりしない。


今夜は珍しく痒くない夜。本当にひさしぶりな気がする。でもまだ無気力だから何も楽しめない。せっかく痒くないのに何もできないなんてもったいないね。明後日はもう通院日。あっという間。きっと先生と飲みに行く約束をしたい。早く会ってお話をして安心したいな。


そろそろ眠くなってきたから寝ようかな。音楽を聴いていた。眠くなったから寝る。自然体でいい感じ。先生の夢を見たいなぁ。楽しい夢を見て気持ちよく目覚めたら最高だな。