妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

『自己満足と偽善について』


暑い…早く着きすぎた。9時に家を出ればいいかな。残暑が厳しいな。しばらく仕事は木曜日までなので実家に帰る。通院日は来週。アトピーの調子が悪い。眠れるだけましなのか。だけどそのせいで仕事に行かなければならない。結局は苦しむことになる。病気と仕事の二つの苦痛は耐えがたい。健康な体が欲しい。


しかも大抵遅れるのか…高速バスだからな。電車じゃないもんね。やはり不便だ。車に乗れないから仕方ない。病気だから仕方ない。


いつものカフェに来ました。途中でクリニックに寄り道。先生はがんばっている。海老と卵のサンドイッチのランチセットとラテでひとりランチ。久しぶりな感じ。結構混んでいる。主婦と目が合うことはない。暇なんだろうなとか、気楽でいいよなとか思ってしまう。それは僕が勝手にレッテルを貼っているに過ぎないのだが。本当のところは外からは分からない。逆に他人から見える僕も同じ。学生かニートに思われているかも。疲れている。眠い。高速バスはサービスエリアで10分休憩する。そこにあるドトールでアイスハニーカフェオレを買って、バスの中で飲んだ。今少し胃が痛む。やはり冷たいものはやめたほうがいいか。氷がたくさん入っていたからね。胃腸が弱っていることに注意しなければならない。なるべく胃腸に負担をかけないように意識する。慣れない生活で痩せてしまった気がする。たぶんやつれている。無理をした。本当に無理をした。だから休もう。今は休んでいいんだ。


デンマーク語に興味が出てきた。健康なら外国に行ってみたいのだが。叶わぬ願いか。国内旅行ですらきついもんね。はぁ…せいぜいビンテージ家具や食器で北欧気分を味わうくらいだな。先生は外国に行ったことあるのかな。帰りもクリニックに寄って先生の存在をイメージした。ちゃんとお昼は食べられているだろうか。鬱状態からは脱しているだろうか。先生のことばかり考えている。僕の唯一の理解者にして心の支え。先生がいなかったら僕はここにいない。先生との出会いが僕の人生を大きく変えた。簡単に言えば死ななくて済んだってことだろうな。ずっと探し求めていた心の支えを見つけた。先生さえいれば僕は生きていける。


できないことを考えるより、できることを考えよう。こんな僕でもできることはある。今できることをやるしかない。できないことはどうしたってできないのだから。人には得意なことと苦手なことがある。合うものと合わないものがある。人には事情があるんだ。病気持ちのプライドと開き直り。苦しくなったら薬で頭をぼやかせばいい。つらいときは先生の存在を意識すればいい。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。